【出版体験談①】本を書くという最初のチャンスをつかんだときの話

皆さんは、本を書くことに興味がありますか?

私はこれまで多くの本を書き、さらには、自主出版をサポートしてきました。しかし、最初に「本を書きませんか?」と声をかけられたときは驚きの連続でした。

ライターとしての始まり

まだインターネットではなく、パソコン通信が主流だった頃、突然フリーの編集者の方から「本を書いてみませんか?」というメールをいただきました。当時私はコールセンターで働き、Windows95のトラブル対応の技術や情報を持っていました。そのスキルが評価され、急速に普及するPCの初心者向けトラブルシューティング本を出してみないか、というお話だったのです。

最初は「えええ?本を書くなんて!」と驚きましたが、思い切って「書いてみます」と答えました。

なぜ、その一歩を踏み出せたのか

思い返せば、その返事ができたのは、それまでの経験があったからです。

  1. 社内マニュアル作成の経験
    • 仕事の中で勝手にマニュアルを作り上げるほど文章作成が好きでした。
  2. 物語を書き上げた経験
    • 小説を書いてみようと思い立ち、短編ながら物語を完成させたことがあります。
  3. 達成感を知っていたこと
    • 努力して目標を達成したときの喜びを知っていました。

これらの経験が「自分ならできるかもしれない」という気持ちを後押ししたのです。

最初の挫折と新たな挑戦


もちろん最初からうまくいったわけではありません。本を出すには企画書が必要で、最初の企画は通りませんでした。当時は出版業界について何も知らず、どうすれば良いかもわかりませんでした。

しかし「せっかくのチャンスを無駄にしたくない」という思いがありました。そこで情報を集め、PC系雑誌のライター募集に応募しました。あるいは私自身が「記事を書きます」と掲示していたのかもしれませんが、いずれにせよ、そこでライターの仕事を得たのです。

思い切った行動が未来を変える

東京で始めたその一歩が、今の道につながっています。業界のことを何も知らなかった私が、今では自主出版のサポートをする出版社を立ち上げているのです。人生は何が起こるかわかりません。

きっかけが人生を動かす


すべては「やってみます」と言ったその一言から始まりました。あの時「NO」と言っていたら、全く違う人生を歩んでいたことでしょう。皆さんも、自分に訪れたチャンスにどう向き合うかで未来が変わります。その一歩を踏み出してみませんか?

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