【言葉にまとめる力を養うコツ4】書くことに慣れよう

才能の問題の前に文を書くことから初めてみよう

いざブログを書こうと思っても、言葉が出てこないことは誰にでもよくあることです。

で、多くの人は、「言葉が出ない」ことに対して、「あ~、私はやっぱり文章が苦手」、「私には文章を書く才能がない」、「そもそも作文苦手だったし」と、オーバーに考えてしまいます。

しかし、そうやって自分がダメだと判断する前に、できる努力をしてから才能がある、ないを嘆いてください、と私は言いたくなります。

これは、たとえば、テニスやゴルフで、普段練習もしないのに、いきなりラウンドに出たり、ゲームに参加して、上手に球が飛ばない、ちっとも球が打ち返せないといって、やっぱりダメだ・・・と嘆くのと同じ。

何事もそうですけど、極めるには、基礎と練習が必要です。文章も、実は「技術」です。だから習得できます。

 

ただし、文章を書くのに必要なのは、思考をまとめる力。つまり、言葉にまとめる力です。

技術は、その後ですね。

 

まずは、文章を書くことになれる練習をしていきましょう。

結局、文章に書き出すということは、思考を言葉にまとめてアウトプットすることですから、言葉にする力を付けるには最適なのです。

ゴルフをうまくなりたいと思ったら、素振りをやりませんか?

テニスも始めてラケットを持つならば、まず素振りで、どうやって打つのかを練習するはず。

文章も同じで、まず、思考にあるものをアウトプットする練習を繰り返すのです。

 

手っ取り早く、日記を付けることでも良いでしょう。

毎日何かを書いてください。1日1行でも3行でもいい。頭に浮かんだことを文字にすることを1週間も続ければ、なんとなく、文章を書くことに対して抵抗がなくなってくると思います。

私は、文章の上達は日々これの繰り返しだと思います。

これを繰り返していれば、気付けば、たくさん文章を綴ることになれていることでしょう。

文章の技術を磨くのは、そこからでも遅くありません。

上手く書こうとするのではなく、書くことそのものに慣れること

とにかく、書くことに慣れることは、思考力が鍛えられます。

それだけではありません。毎日、何でもいいから書く習慣を付けると、「今日は何を書こう」という意識が出てきますから、書くネタをいつのまにか探すようになります。

そうすると、書くために、行動も変わってくるかもしれません。

そのうち、いつのまにか、思考で文章をまとめている自分がいるかもしれません。

このようにして、思考をまとめる事になれると、咄嗟のときに、言葉がサっと出てくるはず。

鍛え続ければ、今度は話力だって上がるはず。

上手く書こうなんてする必要はありません。思考をアウトプットすることになれれば、自然と言葉にまとめることができるようになりますよ。

文才があるかどうかは、その後、判断してみてくださいね。

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投稿者プロフィール

RumiTamaki
RumiTamaki
マーケティング出版コンサルタント 環木琉美(たまきるみ)
ペガサス出版代表
2013年より電子書籍出版サービスを開始し、特に本の執筆支援を得意とする。テクニカルライターとして過去に商業出版で総部数60万部を出版。豊富な出版経験を活かして、現在は、起業家や小さな会社向けにターゲットを絞り、販売促進の本を提案している。情報化時代の信用・信頼につながる本を、ブログを書くように普通に皆が書けるようになる時代が来ることを願っている。