ペガサス出版は環木琉美のオフィスです。
2019年1月に屋号を「でんでんむし出版」より「ペガサス出版」に変更をし、新たなスタートを切りました。今後ともよろしくお願いいたします。

ペガサス出版のサイトへお越しいただきありがとうございます。

代表兼マーケティング出版コンサルタントの環木琉美(たまきるみ)です。

私が運営するペガサス出版は、前身が2013年より活動をしていた「でんでんむし出版」です。

平成が終わり、新しい時代になる直前の2019年1月、屋号を「でんでんむし出版」から「ペガサス出版」に変更しました。また、同時期に、ビジネスネーム「環木琉美」を使い始めました。

屋号変更やビジネス名利用に大きな意味を込めたわけではなく、すべてが自然の流れの中で発生したことでした。

ビジネスを継続すると、時代の流れに合わせて、自身の価値観も含めて変化するものです。今回の変化は、でんでんむし出版を5年間やってきた上で、私自身が見出した自分への答えの形に沿った結果です。

今までの歩み

出版業界の豊富な経験と実績を活かして本の執筆をサポートすることができます。

2013年~2014年 始まり

私が、電子出版を初めたきっかけは、「本の書き方を教えて欲しい」という言葉がきっかけで開催した出版セミナーの受講生の原稿をどんな形で出版するかを考えたことでした。

もともと私は、プロの作家として過去に60冊の本を企画・執筆し、IT書籍の分野で商業出版した経験があります。総計部数60万部の実績があり、12年~13年の期間で大量に本を書きました。しかし、いろいろな環境変化や仕事で体調をくずしたこともあり、一旦筆を止め、書くことそのもからは7年ぐらい離れた時期がありました。

しかし、自分で書くことはできなくても、教えることはできるだろうということで、周囲の「本を書いてみたい」という方の要望を受け入れ、「本の書き方を教える」ことをテーマに出版セミナーを開催したのでした。

このセミナーがとても好評で、また順調に、受講生が原稿をしあげることができる目処がたったので、商業出版ではなくても、自費出版でも出版できる体制はないかと考えていたところ、出会ったのが電子書籍です。

電子書籍出版は、まだ黎明期が過ぎたころでした。ただ、ちょうどそのとき、タイミングよく、KDP(kindleダイレクトパブリッシング)が日本で開始されました

電子書籍制作をするノウハウは当時はまだ専門的な知識を必要としていましたが、幸いにも、制作をお手伝いしてくれる知り合いの会社がありましたので、業務提携をして、制作・販売管理をお願いしました。そこから、「でんでんむし出版」が始まりました。

当時、「でんでんむし出版」と名付けたのは、「伝える」ことの大切さをテーマにしていたからです。伝えるだけでダメで、「伝わらなければだめ」というのが私の中にあり、文章セミナーを始めとして、文章の書き方も伝えていました。

2015年~2017年 迷い

思い返せば、思うようにことが進ますヘトヘトになっていた頃がありました。なんだったんだろう、あの時期は?と今思います。

迷走の始まり

最初は、電子書籍も珍しく、興味を持つ方も多く、順調に本も出版できていたのですが、だんだんと私の中で、いろいろな迷いが出てきました。

勢いと流れでビジネスを開始してしまいましたが、自分が本当に求める出版社の形は何なのだろうという疑問が出てきたのです。

出版社である以上、出版点数を伸ばしたいという気持ちもありましたが、私が力をいれたいところは、出版点数を伸ばすことよりも、著者としっかりと向き合って良い本を仕上げることでした。本を出版するだけならば、いくらでも安くやってくれる業者は存在します。

しかも、本の制作を中心に行う体制は、実際に私が目指す仕事ではありません。

私が一番力を入れたいところ、というよりも、私自身が一番得意として、自分でもやっていて楽しい仕事は、やはり「出版コンサルタント」として「本の書き方を指導する」ところを前面にだした活動です。

悪徳出版社登場と確信

しかし、そんなころ、私の周囲に悪徳出版社の営業が蔓延しました。

よく知っているたくさんの知人から、私のところには、いつも、「あの出版社ってどうなの?」という質問がとんできました。

そういった質問のおかげで、たくさんの情報を得ることができ、どのような勧誘をしているかも実態がよくわかりました、。

正直、甘いセリフに乗せられて簡単に契約する人々が多いことを知ると、なんだか自分が「執筆サポート」をするビジネスをしていることが意味がないようにも感じました。

結局、こういったことが蔓延していたので、そこに私自身も営業をかけるのは嫌でしたね。こちらも同様に思われてしまいますから、自然と活動を控えました。

また、裏では、そこで契約したけど本が書けないから執筆支援をして欲しい、という依頼が何件かあったのも事実ですし、実際、その出版社では本を書き上げられずに出版できなかった人も複数知っています。

出版に失敗をした人は声を上げないものですが、実際には、苦い思いをしていると思います。

私は、悪徳出版社のやり方、本を書くことを契約して、ただ原稿出してください、と著者を放置して、一定期間内に本が書き上げられなかったら契約終了というビジネスは、ちょっとひどいよな、と思います。

でも、実際に、一般的な自費出版社の対応はこのようなものです。

また、商業出版で本の企画が通った場合もほぼ同様で、原稿は著者が一人で書くもの、です。編集者はもちろんある程度のサポートはしてくれますが、作家は原稿を書けてあたりまえですから、原稿を書くことをゼロから支援するところはほとんどありません。それよりも、著者が書けないとなれば、ゴーストライターを紹介するはずです。

しかし、私自身がたくさん本を書いてきて実感しているからこそ言えることは、自分が書き上げた原稿に満足がいかないと、本になっても嬉しくないということです。

最初のうちは、本が本屋に並んだ、ということがものすごく嬉しかったのですが、10冊とか出していくと、満足がいかないものも出てきます。すると、それが書店に並んでも見たくもない、という気持ちになりました。

そういう感情を覚えているので、指導する以上、著者が満足する本になるように支援することは私の中では第一に大切に考えることです。

私は、本を出版する人は、自分の発信に満足しなければならない、と考えます。

だから、自分の夢を叶えるために、実績を出すためにコーチをつけて行動をサポートしてもらうように、本を書くことも、自分自身でただ適当にやるのではなく、「本を書いた」と堂々と言える質の高い本を書くためのサポートを受けてもいいのと思うのです。

企業ブランディング、ブログ構築支援、WordPress支援などのコンサルティングも開始

この悪徳出版社が横行している時期、私の周囲には、起業ブランディングやブログ支援、WordPressを教えてほしいという声が高まっていました。

情報発信が必要不可欠な時代になり、本を書く前に、まずはブログを書くのが先、Webサイトを作るのが先、という感じになってきました。

そこで、しばらく、メディア構築部分のコンサルティングをしていた時期もあります。

結局、時代が進むに連れ、もはや、起業において情報発信は必要不可欠なものになりましたし、経営者を始め、個人事業主は、もっと売上を上げるためにも、やはり今の時代に求められる方法でマーケティングをやっていかないと難しいです。

そしてもっともっと真剣に、誰もが自分のビジネスと向き合って欲しいと考えますね。

このように、結構な寄り道をして、それはそれで充実していた時期もありましたが、やはりもっと出版をメインにした活動をしたいと気持ちがムクムクと蘇ってきたのが、2017年の11月。

2018年は、やはり出版をメインとした活動をに戻そうと決意したのでした。

2018年 大きな寄り道と導き

ところが、自分の活動を正すべき、ビジネスの形をきちんと整理をして新たな形を作っていこうとしていたところ、外部からの大量な仕事が舞い込みました。

知人からの依頼でしたし、まとまったお金になる仕事でしたし、自分が再び執筆をする上での大きなリハビリともなる仕事でしたので引き受けました。そうこうしているうちに、また、次の仕事が舞い込み、なんだかんだと周囲から仕事を依頼されることが重なり、結局、それらを大変な思いをしてこなして気づいたら、1年が経過していました。

2018年11月。仕事が一段落したところで、「これじゃいけない、このまま仕事を引き受け続けていたら、私が本当にやりたいことからは遠ざかってしまう」という危機感をいだきました。

でも、仕事を抱えすぎて疲れ切っていたので、一旦仕事のキリがついたところで、「年内休憩」することにしました。とにかく、本来の自分を取り戻すこと。

そうして、気分を落ち着かせている時に、不思議な出会いが次々にやってきたのでした。

そして、ビジネス名が決まり、出版社名が自然と決まりました。また、ある本に出会ったことや、自分のビジョンを見つけるすごいワークに出会ったことで、私の中ですべてが明確になっていきました。

そこで、ようやく2018年暮れに、ペガサス出版始動の準備を開始できたのです。実に、1年遅れの始動です。

2019年~

結局、すべては導かれていました。これまでの経験は、今思い返せばどれも欠かせないもの。貴重な経験です。

今になって思うことですが、2018年は全く別の仕事をしていましたが、自然の流れで、このペガサス出版の準備は進んでいたように思います。

それは、制作会社との業務提携を解消したこと。でんでんむし出版を始めた当時は、制作ノウハウがなかったので制作会社との提携はありがたかったのですが、現在は、技術も進化していますし、外部ネットワークを使って制作作業を行う体制を作りましたので、縛りがなく自由になりました。

これによって、Amazonの独占販売プログラムにも参入できるようになり、著者とも販売について直接相談を受けることもできるようになりました。

また、出版契約書も一般的なものを利用するのではなく、オリジナルのものを作成することができ、契約書にありがちな理不尽になりがちな内容も明確化しました。

この流れは自然にやってやってきて、弁護士さんにお願いして作ってもらいましたが、良心的な弁護士さんと出会えたことも含めて、やっておいて本当に良かったと早々に感じています。

しかしこれも、仕事に追われると後回しになりがちな作業です。そう考えると、昨年は全く違う仕事をこなす日々でしたが、これも準備をするために必要な時間だったのかと思うと、不思議な気持ちになりますね。

ペガサス出版が力を入れるところ

今まで、割とどの分野の本の依頼もできる範囲でこなしてきましたが(電子書籍に限らず)、ペガサス出版はターゲットを明確にしています。

ターゲットは、ビジネスを手がける経営者、個人事業主など、今まで以上のに羽ばたくことを真剣に願う方を考えています。

主に、「売上を上げたい!」と集客を含めた販売促進のための出版、または、ブランディングのための出版を目的とします。

ですから、まず、漫画や文芸作品はターゲットからはずしています。

また、基本、文章主体の本を書く部分をサポートします。

ノウハウとして、たとえば、絵本であったり、写真集であったりといったものを制作することは可能ですが、表立ってはお引受いたしません。

 

私は、相手の目的に合わせた本作りを提案し、商業出版とは別の視点から個人のブランディングを目的とした本のプロデュースを得意とします。

また、書くことのプロですから、本の企画から執筆支援まで、総合的にこなします。文章の添削指導やリライトも得意とします。

もともと人を取材するのも好きで、人にも興味を持っていました。だから、相手の話を聞いて、相手の強みを引き出したり、相手の言いたいことをまとめることが得意です。

また、出版業界で自然と身につけた編集ノウハウや企画を作るノウハウがあるので、話を聞いていると相手が書ける本の形を自然と見いだせます。

なぜ、執筆支援をするのか?

誰もが、「本を書こう」と思って、最初から上手に書けるわけではありません。

というのは、本を書くのに求められるのは、もちろん文章力も1つありますが、最も求められることは、構成力だと私は考えます。

この構成力がなければ、良い本はできません。本の企画をきちんと構成できれば、本の半分以上は書けたようなもので、実際に文章を書いてまとめる力はほどほどで大丈夫なのです。

多くの人が「文章は苦手だ」と口にしますが、文章が書けない大きな原因は、書く前の事前準備ができていないだけです。

書くための思考の整理やアウトプット情報の整理、そして、誰に、何を伝えるのかという目的が明確であれば、文章はそれにあわせて綴ればいいのです。

初めて本を書こうとする人が作る本の構成のほとんどは、読者が見えていないと感じることが多いです。

自己流で本を書いて出しても、自己満足に終わってしまいます。

ビジネスで活用するのならば、やはり、指導を受けて、質の高い本を書いてください。

では、どうしたら、「楽に」、「最後まで」本を書くことができるのか、といったら、プロの支援を受ければ良いのです。

本の企画を構成するのも、執筆をするのも、プロの手を借りれば、スムーズに進み、出版を必ず実現することができます。

自分一人で頑張ろうしなくても、効率よくプロの手を借りて、余った労力は、執筆と日常の業務に回せば効率的です。

 

また、もう一つ、私が目的とするところは、著者の方が本を書いて成長することです。

自分の伝えたいことを目に見える形にまとめることは、自分自身の人生の棚卸しにするのと似ています。

ぐちゃぐちゃになっている頭の中を整理することで、さまざまな気付きや発見、学びがあるはずです。

「本を書く」という人生の一大プロジェクトとも言える作業は、強制的にあなたを成長させる手段でもあるのです。

それを願うからこそ、執筆支援サービスを提供しているというのもあるのです。

 

長くなりました、以上のような思いで、私は仕事をしています。

本は、文章が得意でなくても大丈夫です。

大切なのは、「本気で伝えたいという情熱を大切にして欲しい」ということです。

本がよくなるかどうかは「ベースの素材」にもかかっています。この素材は、みなさん自身が持っている専門家としてオリジナルなもの。そして、誰もが人より秀でた何かを持っているはず。

会社を経営する、起業をするのも、素材があるからこそできるものです。

ぜひ、あなたの専門性に自信を持って、本を書いてみてください!